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山田さんの晩白柚


  山田さんの晩白柚

自然の摂理にそって柑橘類を育てて40年
晩白柚を150本 チャンドラ100本
レモンと早生ミカン各30本等栽培
ほかにデコポン、伊予かん、ポンカン、ネーブルなど
約40数年前に山の斜面を切り開いてみかん園に、当時はみかん増産の時代でしたが、
オレンジの輸入自由化などで、価格が下落。現在は樹を植えかえて、八代特産の晩白柚を中心に栽培されています。

除草には除草剤は使わず、すべて刈り取っています。

肥料は有機肥料やぼかし肥料がほとんど、化学肥料はやるかやらないか程度。化学肥料は別やらなくてもいいのではないかとも思っている。

肥料の量も周りに比べて3分の1くらいしかやらない。

農薬は、完全無農薬とまではいかないが、周りの農家の3分の1以下くらいに抑えている

〔理念〕

欲張らないこと。
自然が持つ本来の本質を追究する。
自然の摂理に沿って、樹が持つ本来の生きる力を少しお手伝いしているくらい。

みかんの樹も人にたとえて考えながら、手入れをしている。
肥料も食事と一緒、やり過ぎると肥満や成人病になるのと一緒で病気にかかりやすくなる。
剪定も散髪や爪切りにたとえて、樹が気持ち良いくらい刈ってやり、ザクザクと傷めるような剪定はしない。

そのほうが、ミカンの樹にとってもいいようだ。

▼こだわりの剪定法

今普及している剪定は、切り過ぎて、みかんの樹が弱っていくような気がして疑問に思っている。
なるべく切り過ぎない。本来のみかんの力を引き出すように、樹勢を維持するような剪定を心がけている
摘果も剪定で調整しているので、ほとんどしない

樹の1本1本を見て樹の間隔を十分取って植えてあります。

互いに込み合うこともなく、ジャマな樹は伐採し、そのほうが病気も少なく存分に力を発揮してくれる。

また、日当たりの悪い所は、上に高く伸びて光を求めようとする。そんな時は、樹は抑えつけず、樹が求めるように手入れする。人に合わせず自然の摂理に沿って管理しています。

▼無剪定のミカンの樹

みかん園の入口に大きなみかんの大樹があります。みかん園を開いたときに、最初に植えていたもので、かれこれ樹齢43年。

試しに(遊び心)で剪定をせずに育てました。(近くにも、同じころ植えられたみかんの樹があったのですが、剪定されて、まだまだ低く抑えられた樹の姿でした。)

この樹からいろいろな発見がありました。

普通みかんなど果樹には表年と裏年があって、表年には実がたくさん成り込み、摘果をしないと実がつきすぎて、樹の負担も大きく、疲れてしまいます。その反動で裏年には、実の成り込みが少なくなってしまいます。
ところが、この樹は今年実がついた枝には来年つかず、今年つかない枝には来年実るように、樹が自分で調整しているみたいで、裏年にもよく成るそうです。実もそこそこの丁度良い大きさで、収量もけっこうあるそうです。
枝も光を求めて自ら伸びていくので、意外と中で込み合うようなこともありません。葉も厚みがあり、ピカピカしています。

まさに本来ある自然の生命力と、ひときわ存在感のあるみかんの大木です。

昨年もたくさんの実をつけていました。みかんが色着く10月頃、どんな姿を見せてくれるのか楽しみです。

10月頃からだんだんと、山田果樹園の収穫がはじまります。

今年も一生懸命おいしいばんぺいゆつくりに励みたいと思います。

松田神社(八代市昭和)に高松宮、三笠宮両殿下の記念植樹のザボンの樹があります。だいぶ弱ってきたその樹の剪定を5、6年程前から行っておられます。剪定だけで、だいぶ元気になってきたとのこと。私のご自慢の一つです。県内はもとより各地に、松田喜一先生を慕う方がたくさん居られます。いろんなエピソードを交え、もっと若い人にも松田先生の話を知ってもらいたいとも。

昭和の農聖 松田喜一 Wikipedia